乳首がへこんでいる、真ん中が内側に入っているなどの見た目が特徴の陥没乳頭は、手術をすることで治療が可能です。
放っておくと授乳ができなかったり、乳頭炎などになりやすかったりするので早い段階で治療しておいたほうが良いでしょう。
傷跡はとても小さく時間がたつとほとんど目立たなくなり、短い時間で治療をすることが可能なので、陥没乳頭について正しく知り、早めの治療を検討してはいかがでしょうか。

陥没乳頭の特徴と問題点

乳首がへこんでいる、真ん中がくぼんでいる、出ているはずの乳首が出ておらず平坦になっているなどの特徴があるのが陥没乳頭です。バストにある乳腺という母乳を作る器官と母乳が出る管の乳管の発育がアンバランスなことが原因になっており、指で引っ張っても外に出てこないものを真性、指で引っ張ったときにすぐに出てくる状態を仮性と呼びます。

陥没乳頭は、見た目の不自然さがコンプレックスになり治療を考えるという場合が多いのですが、真性の場合はそのまま授乳することができない症状で、仮性の場合は授乳をすることができる場合もありますが、へこんでいる部分に汚れがたまって雑菌が繁殖しやすくなり、衛生状態を保つことが難しいため乳腺炎のリスクがあります。
乳腺が炎症を起こしてしまうと、乳腺炎ではない部分の組織も破壊され、激しい痛みや発熱が起こったり、膿が内部にたまり切開して膿を出す処置をしなければなりません。陥没乳頭は、見た目の不自然さだけでなく、授乳や乳腺炎との関係があるため早めに手術をしたほうが良い症状です。

陥没乳頭の手術で授乳が可能に

へこんだ乳首を外側に出して、見た目と機能を本来の姿にする手術は、施術時間が短く、傷跡もわかりにくいことが特徴です。
乳管を切断しないので、術後は授乳をすることができるようになり、へこみがなくなるため、清潔さを保ちやすくなります。

陥没乳頭の治療には、40歳未満で今後授乳の予定がある場合には、保険が適用されることがあります。
陥没していることが原因で授乳が困難になると医師が判断した場合に、保険適用の治療として扱うことができるので、専門の医師に早めに相談することがおすすめです。

術後には、乳がん検診をはじめ治療した部位の定期検診などがバストの美容はもちろんですが、がんなどの病気の検査も支障なく行うことができます。
乳首がへこんでいることに悩みながらも、美容のための手術をすることに抵抗があり、放置してしまう人もいるのですが、乳腺炎や授乳ができないなどのリスクがあるので早めに治療をすることをおすすめする症状です。

陥没乳頭の手術方法と時間

乳首のへこみをなおすことができる手術は、従来は乳首のまわりを3か所ジグザグに切開して乳首を出し、縫い合わせる物でしたが、最近では乳首の根元を2mm程度2か所だけ切開することで治療ができる専門のクリニックが登場しています。
乳首の根元や乳輪の色の濃い部分などを少しだけ切るので、時間がたつとほとんど傷跡は目立たず、術後に元に戻ってしまうこともありません。

陥没乳頭で受診した時には、最初に乳頭の状態を医師が診察した上で、希望もあわせて医師からの手術方法の提案があるので分からないことがあれば質問などをすることができます。
局所麻酔を使用して行うので痛みを感じることは無く、30分程度の短い時間で終わります。術後は30分程度安静にすることになりますが、入院することなく日帰りで行うことができ、公共の交通機関で帰宅することが可能です。
傷跡が小さく、目立ちにくい部分を選んで切開するため、時間が経過するとほとんど分からなくなります。

痛みやダウンタイムについて

陥没乳頭の治療では乳首の根元を2か所、2㎜ほど小さく切開して乳頭を表に引っ張り出します。
局所麻酔をかけて30分程度で終わる手術で、入院の必要はありません。局所麻酔をかけて行うため、術中に痛みを感じることは無く、術後に痛みがある場合や痛みが心配な時には、痛み止めを処方してもらうことができます。

切開した部分やその周辺が腫れたり、内出血があったりすることがありますが、腫れや内出血は2週間程度で自然におさまってきます。術後の痛みは、1日から3日程度で消失し、痛みがおさまるまでは痛み止めを内服するので痛みの心配はありません。
切開した部分の傷跡は、2㎜程度2か所残りますが、乳首や乳輪と同化するのでほとんど目立たなくなります。
当日に入浴することはできませんが、2日後からはシャワーに入ることが可能で、1週間後から入浴することができます。
切開する部分がとても小さいので痛みやダウンタイムはありますが、日常生活には支障ありません。

まとめ

陥没乳頭は、乳首がへこんでいたり、平坦だったりすることによって授乳ができなかったり、乳腺炎になったりするリスクがあるので、早めに治療することをおすすめします。
乳房専門のクリニックで治療を行うことで、傷口が小さく、乳管を傷つけない施術方法での治療が可能です。
痛みは1日から3日程度、腫れや内出血は2週間程度で自然になくなり、日常生活にはほぼ支障がない日帰りでできる治療です。

陥没乳頭や陥没乳首の事で参考にしたサイト
バストの総合医療ナグモクリニック
サイトURL:https://www.nagumo.or.jp/biyou/caved_nipples.php